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逆まつげとは?
まつ毛が目に触れている状態
逆まつげ(内反症)は、まつ毛が正常な向きとは逆(眼球側)に向かって生えている状態です。まつ毛が角膜や結膜を刺激することで、異物感や充血、涙が出るなどの症状が現れます。必ずしも治療が必要とは限りませんが、この状態を放置すると角膜に傷がつき、視力低下や感染症を引き起こす可能性もありますので、鑑別のためにも早期の受診をおすすめします。
早期対応が目の健康を守る鍵
逆まつげは症状が軽度であれば経過観察となることもありますが、症状が強い場合や角膜に傷がついている場合には治療が必要です。特に小さなお子さまは症状を正しく訴えることが難しいので、発見が遅れることも少なくありません。
目の違和感や充血が続く場合や、お子さまの逆まつげに気づいた際には、お早めに当院へご相談ください。
逆まつげの症状
こんな症状にご注意
- 目がゴロゴロする、異物感がある
- 目が充血する
- 涙が多く出る
- まぶしさを感じる
- 目やにが増える
- 目を頻繁にこする
- まばたきが多い
- 目が痛い など
受診の目安
以下のような状況の方は、京都市山科区・椥辻駅のみなみかわ眼科へお越しください。同様の症状を起こす目の病気もありますので、それらとの鑑別のためにも早期受診は大切です。
- 目の異物感や違和感が続いている
- 目のかゆみが続く
- 充血が治まらない
- まつ毛が目に触れているのが見える
- お子さまが目をよくこすっている など
逆まつげの種類と原因
睫毛内反(しょうもうないはん)
まぶたが内側に向いていることで、まつ毛全体が眼球側を向いている状態です。乳幼児や小児に多く見られ、発症割合は5割程度とされています。しかし、成長とともに自然に改善することが多いので、必ずしも治療は必要ありません。ただし、角膜に傷がつく場合は治療が必要です。
睫毛乱生(しょうもうらんせい)
まつ毛の生える向きが不規則で、一部のまつ毛が眼球側に向かって生えている状態です。加齢や炎症、外傷などが原因となります。成人に多く見られます。
眼瞼内反(がんけんないはん)
まぶた全体が内側に巻き込まれ、まつ毛が眼球に触れる状態です。加齢によるまぶたの皮膚や筋肉の緩みが原因となることが多く、高齢の方によく見られます。
逆まつげの検査
詳しい検査で種類を特定
逆まつげの診断では、まつ毛の生え方やまぶたの状態を詳しく観察します。細隙灯顕微鏡検査で角膜に傷がついていないかを確認します。傷がある場合は、その程度や範囲を評価し、適切な治療法を判断します。お子さまの場合は、成長とともに改善する可能性も考慮して治療方針を決定します。
逆まつげの治療
点眼治療
角膜に傷がある場合は、感染予防と治癒促進のため点眼薬を使用します。症状が軽度で角膜の傷も軽い場合は、点眼治療と経過観察で様子を見ることもあります。
まつ毛抜去
睫毛乱生に対する一時的な対処法として、逆向きに生えているまつ毛を抜くことがあります。ただし、まつ毛は再び生えてくるため、根本的な治療にはなりません。繰り返し必要になる場合は、手術も検討します。
手術が必要な場合
症状が強い場合や角膜の傷が深い場合、繰り返し傷ができる場合は手術を検討します。まぶたの向きを矯正したり、まつ毛の生える方向を変えたりする手術があり、逆まつげの種類に応じて適切な術式を選択します。
お子さまの逆まつげは、学童期(6~12歳)までは経過観察に留めることが一般的ですが、角膜障害や弱視のリスクがある場合は、年齢に関わらず手術を検討します。
逆まつげの手術について
当院では軽度の逆まつげに対して日帰り手術を行っています(保険適用)。局所麻酔のため痛みもほとんどなく、基本的には20~30分程度で終了します。
当院では手術が必要と判断した場合、適切な医療機関へご紹介いたします。