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ドライアイとは?
涙の異常による目の乾き
ドライアイは、涙の量が不足したり、涙の質が低下したりすることで、目の表面が乾燥する病気です。涙は目の表面を保護して栄養を供給する重要な役割を担っていますが、この機能が低下すると目の不快感や視力への影響が現れます。言わば「涙の病気」であり、現代ではパソコンやスマートフォンの普及により、若い方を中心に増加傾向にあります。
放置せず適切なケアを
ドライアイは単なる目の乾きや疲れとは異なり、れっきとした病気です。放置すると角膜に傷がつき、視力低下や感染症のリスクが高まります。また、慢性的な不快感は日常生活の質を大きく低下させ、お仕事のパフォーマンスにも影響しますので、目の乾きや疲れが続く場合は早めに受診してください。
ドライアイの症状
こんな症状にご注意
- 目が乾く
- 目がゴロゴロする、異物感がある
- 目が疲れやすい
- 目が重い
- まぶしさを感じる
- 目が痛い
- 目が充血する
- 目やにが出る
- 視界がかすむ
- 夕方になると見えにくい など
受診の目安
上記の症状が続き、市販の目薬を使用しても1か月以上症状が改善しない場合には、京都市山科区・椥辻駅のみなみかわ眼科へご相談ください。また、以下に該当する方で目の症状がある場合には、ドライアイの可能性が高いです。早めの受診をおすすめします。
- 10秒以上目を開けていられない
- パソコンやスマートフォンを長時間使用する
- エアコンの効いた部屋で過ごすことが多い
- コンタクトレンズを使用している
- 目薬を頻繁に使用している など
ドライアイの種類と原因
涙液減少型(涙の量の不足)
加齢やホルモンバランスの変化、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患により、涙の分泌量が減少することがあります。また、まばたきの回数が減ることも涙の量不足につながります。
蒸発亢進型(涙の質の低下)
涙は水分だけでなく、油分や粘液も含まれています。目の中にあるマイボーム腺という油分を分泌する腺が詰まったり機能が低下したりすると、涙の蒸発が早まりドライアイになります(マイボーム腺機能不全:MGD)。
環境要因
エアコンの効いた乾燥した室内、パソコンやスマートフォンの長時間使用、コンタクトレンズの装用などが、ドライアイを引き起こしたり悪化させたりします。また、花粉症などのアレルギーや点眼薬の長期使用も原因となることがあります。
ドライアイの検査
涙の状態を詳しく調べる
涙の量や質、目の表面の状態を詳しく調べるため、以下のような検査を行います。
- 涙液層破壊時間検査(BUT):まばたき後に涙の膜が破れるまでの時間を測定します
- シルマー試験:試験紙を使って涙の分泌量を測定します
- 細隙灯顕微鏡検査:角膜や結膜の傷の有無を確認し、マイボーム腺の状態を観察します
原因を特定することが重要
ドライアイの原因は様々であり、適切な治療を行うためには原因の特定が重要です。涙の量が不足しているのか、質が低下しているのか、あるいは両方なのかを的確に見極めます。
ドライアイの治療
点眼治療
ドライアイの基本的な治療は点眼薬です。人工涙液やヒアルロン酸の点眼で目の表面を潤します。ムチンや水分の分泌を促進する点眼薬や、炎症を抑える点眼薬もあります。患者さまの症状や原因に応じて、適切な点眼薬を処方いたします。
涙点プラグ
点眼治療で十分な効果が得られない場合は、涙点プラグという小さな栓を涙の排出口に挿入し、涙を目の表面に留める治療を行うことがあります。外来での実施が可能で、効果が不十分な場合は取り外すこともできます。
生活習慣の改善
まばたきを意識的に増やす、パソコン作業中は定期的に休憩をとる、室内の湿度を保つ、コンタクトレンズの装用時間を減らすなど、生活習慣の改善も重要です。温かいタオルで目を温めることで、マイボーム腺の機能改善が期待できます。